2013年8月1日木曜日

インターネットはそんなに悪なのか?

インターネットはそんなに悪なのか?

インターネットの生い立ち

1969年、9月・12月 「ARPAnet」
  アメリカ内の4つの大学で、24時間常時つながっているネットワークが運用され始めました。
  このネットワークは構築の指揮をしていたARPA(アメリカ国防総省高等研究計画局)にちなんで、
  と名づけられました。

1970年代
  ARPAnetに参加していないアメリカ内の大学や研究所でも
  同様のネットワークがいくつかできました。

1980年代 
  学術ネットワークとして拡大。
  日本では、1980年代に学術ネットワークとして一部大学や研究所等で使われていた。

1990年ごろ 
  アメリカ中のネットワークが相互に接続。

1989年 
  商用インターネットにインターネットとパソコン通信の間でメールのやりとりが可能。

1990年 
  商用アクセスプロバイダの誕生。

1993年
  郵政省から許可され、商用利用されるようになりました。


インターネットのルール
  インターネットには明文化されたルールはありません
  もともと、学術機関の研究用ネットワーク(もちろん、軍事部門も)なので
  コンピュータ、コンピュータネットワークをよく知る人々の世界でした。
  ”常識の範囲”で運用がなされていた世界なので、明文化されたルールや
  監視機関などは不要なものでした。

  1990年代に入って、一般公開され商用利用がスタートし
  1995年のWindows95の爆発的なヒットとパソコン・通信価格の低下により
  それまで、コンピュータやネットワークなどに触れたことが無い人々が
  気軽に参入出来るようになりました。

  これにより、無法地帯化が加速しました。

  最低限、RFC文書の存在くらいは知っている人々が利用者だった頃と
  ”RFCってなに?”という利用者の違いです。

  *余談*
    社内LANを敷設し電子メール(E-Mail)を企業内に広めた際に
    大きな添付ファイル(当時、1メガ程度)を添付してネットワークを停める
    社員がいました。
    どれだけ、説明をしても”送りたいんだから”の一点張りで
    何度も、社内LANを停止させました。
    ”自分がやりたいんだから”とか、”いいじゃん、それくらい”という
    利用者が増えたことが、大問題でした。


インターネットは便利な道具
  インターネットは、道具です。
  一瞬にして世界と繋がる可能性を持ったツールです。
  今まで、大手企業しか発信出来なかった事を
  個人レベルでも可能にしてくれた、ネットワークです。
  ナイフと同じで、使い方によって 善し悪し が決定します。
  
インターネットの世界
  Webサイト(ホームページ?)、ブログ、SNSなど、個人で発信できる
  方法がたくさんあります。

  ただし・・・・・。
  不特定多数の人々への発信になります。
  これは、

     ”自分と意見が違う人々”

     ”自分と価値観が違う人々”

  そういった人々へも存在する世界へ入るという事です。

  意見・価値観が同じ人だけでは無いという事を
  忘れない事が必要です。

  賛同されるだけでは無いのが、この世界です。
  反発・反論されることも、多いです。

  その結果、ブログや掲示板での いわゆる 炎上 がおきます。

  仕方のないことです。

  極論ですが・・・

  それが嫌なら、なにもインターネット上に情報発信しなくても良いのです。

  

インターネット上の情報の信憑性
  インターネットは、誰でも簡単に情報が発信出来ます。
  誰かが、この情報の信憑性を確認しているわけでは有りません。

  間違っていることも、本当の事のように書かれています。

  意図的に、間違った内容を発信している場所も有ります。

  全ては、受け手の情報選択・判断能力にかかっています。
   *かくいう、このブログすら本当かは怪しいものです(^^;;

  
   例えば、↓は 毎日5000HITほどあるグアム情報ブログです。
 日本在住者が書いているブログとしては
 アクセス数・記事数・継続期間など、日本最大級です。
 もちろん、情報の信憑性も高いブログです。

 そんなブログでさえ、こういった記事を書いて遊びます。
    http://ameblo.jp/guamdaisuki/entry-11502351437.html

もちろん、4月1日 限定ですが(笑

  

インターネットの犯罪  

 誘拐・殺人・詐欺・サイバーテロなど、各種に渡ります。

 個人情報の漏洩、公共団体・企業サーバーへの不正アクセス、

 個人・団体への誹謗中傷など、多岐にわたります。   



インターネットは、両刃の剣です。
  









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